目次
なめくじは1年を通して発生していますが、湿気の多い3~6月や9~10月ごろに発生します。
なめくじは家の外にいるイメージがありますが、家の中で見かけたことがある方も少なくありません。まずは、家の中でなめくじが出る原因を紹介します。
なめくじは網戸の隙間や排水溝などから、家の中に侵入する可能性があります。
キッチンの排水溝のネットの目が大きい場合は、キッチンの排水溝からも侵入します。
なめくじは野菜を好んで食べ、野菜の葉の間に隠れて日差しから身を守っています。
そのため、購入した野菜の葉の間になめくじや卵がついていることを知らずに、家の中に持ち込んでしまうケースも少なくありません。
なめくじの卵は1mmほどで、2~3週間ほどでふ化します。卵からふ化したなめくじが成長して家の中に卵を産み付け、家の中で繁殖する可能性があります。
なめくじは1度に15~60個ほど産卵するため、なめくじが室内に2匹いれば、一気に大量発生します。
湿気が多く、不衛生な場所は、なめくじが発生する可能性があります。
キッチンや浴室、観葉植物の傍や畳の下などの湿気が多い場所は、なめくじが出やすいため注意しましょう。
ここからは、なめくじが家の中に侵入するのを防ぐ方法を紹介します。
なめくじは暗くてじめじめした湿気の多い場所を好みます。なめくじが発生しやすいプランターは、湿気がこもらないように台の上に置いてください。
また、なめくじはカフェインを嫌うため、コーヒー殻をプランターに撒いておくのも効果的です。
なめくじが発生しないような環境を作ることで、家の中になめくじが侵入するのを予防できます。
なめくじは網戸の穴や窓の小さな隙間から侵入します。
侵入経路となる網戸の穴や窓の小さな隙間をテープなどで埋めておくことも効果的です。
また、排水溝にカバーを取り付けるなどして、侵入を防ぎましょう。
なめくじは人を噛んだりすることはありません。
しかし、なめくじは脳や髄膜に侵入して髄膜脳炎を引き起こす寄生虫を保有している可能性があります。
そのため、家の中になめくじが発生した場合は、正しく駆除しなければなりません。ここからは、家の中で正しく駆除する方法を紹介します。
キッチンなどになめくじが発生した場合は、熱湯や塩で駆除しましょう。なめくじの体は水分でできているため、塩をかけると体内の水分が失われ、干からびてしまいます。
塩をかけてもなめくじの体が消えるわけではないため、熱湯や塩をかけて駆除しても後処理が必要です。
なめくじは昆虫用の殺虫剤では駆除できません。そのため、専用の殺虫剤で駆除する必要があります。
家の中になめくじが大量発生してしまっている場合は、ビールで引き寄せて一気に駆除しましょう。
なめくじはビールの酵母の香りを好むため、紙コップにビールを入れておびき寄せることで、一気に駆除できます。
なめくじは重曹でも駆除できます。なめくじの体を覆いかくせるほどの重曹をかけて、数分経過するとなめくじが動かなくなります。
熱湯や塩をかけたときと同様、なめくじの体が完全に消えるわけではないため、後処理が必要です。
なめくじは、排水溝や窓の隙間、網戸の小さい穴から家の中に侵入する可能性があります。
また、野菜の葉に隠れている場合や、野菜についた卵がふ化して、家の中に大量発生することがあるため注意が必要です。
なめくじが家の中に入るのを防ぎたい場合は、なめくじが好むじめじめした場所をなくし、家の隙間を埋めましょう。
万が一、家の中になめくじが発生した場合は、熱湯や塩などを使って駆除してください。
もし害虫でお悩みの方がいらっしゃいましたら、「808シティ株式会社」にぜひご相談ください。
弊社は、東京・神奈川・埼玉で害虫駆除・鳥獣対策を行っております。
安心安全な施工方法・柔軟な料金設定・豊富な情報に基づいた高い技術で、お客様にご満足いただけるサービスをご提供いたします。
808シティ株式会社 代表取締役社長
足立雅也
大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。
東京・神奈川・埼玉を中心とした関東圏から、
大阪を中心とした関西圏など、広域にわたって対応しております。
どの地域の方も、まずはご相談ください。
関東圏
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、静岡、山梨
関西圏
広島、岡山、兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、三重、和歌山
九州圏
福岡、佐賀、大分、長崎
現地調査・無料見積のご依頼・ご相談
tel.03-6417-1153受付時間 9:00-18:00