コウモリは人間生活にいろんな被害を与えています。
特に軒下の窓のまわりなどに糞を落とすことが多く、悪臭があったり虫がわいてきたりと大変です。
また、夜になるとコウモリの甲高い鳴き声に悩まされ、眠れないという人もいるでしょう。
コウモリ対策、特に軒下に棲みついた場合はどのような対策を取ればいいのでしょうか。
目次
ところで、落ちている糞はもしかしてネズミの糞かも知れませんね。
軒下にある糞を見分けるにはどうすればいいのでしょうか。
コウモリの糞とネズミの糞はどちらも大きさはおおむね5~10ミリメートルで、ほぼ同じ大きさですが、色が異なります。
コウモリのは黒っぽく、ネズミのは茶色っぽいです。
また、コウモリの糞は触るともろく崩れやすいのが特徴ですので、この点で識別するようにしましょう。
軒下とは、屋根の下の外壁や窓より出っ張っている部分のことです。
軒下がコウモリにとって都合がよい理由を解説します。
屋外でエサを探し求めるコウモリは、雨や強風の影響を受けることがあります。
雨に打たれたコウモリは、どこかに雨宿りできる場所を探さなければなりません。
さらに、最近の家屋は紫外を防いだり、温度上昇を抑制したりする機能が備わっているので、居心地がよく、多くのコウモリはここに巣をつくります。
特に街灯があると、たくさんの虫が夜中にその明るさを求めて軒下に集合します。
そのため、コウモリは軒下で効率よく食事が可能です。
軒下はコウモリが恐れる動物の目の死角となるので、安心して暮らすことができます。
いろんな病原菌や害虫をコウモリは持っています。
健康被害を受けないためにも対策が必要です。
とはいえ、鳥獣保護法によってコウモリは保護獣とされています。
そのため、生かしたまま巣からコウモリを追い出さなければなりません。
一番効果的とされるのはスプレータイプの忌避剤を軒下に吹き付けることです。
スプレータイプの忌避剤はホームセンターやネット販売で購入できます。
ただし帰巣本能があるため、逃げ出したコウモリも、しばらくしてまた元の巣に戻ってくる可能性があります。
そのため、スプレーは何回か繰り返して使用しなければなりません。
徹底的に駆除するためには忌避剤以外の対策も必要でしょう。
コウモリは蚊取り線香のにおいが苦手です。
LEDライトなどで軒下を照らせば近寄ってきません。
軒下から追い出しても、コウモリはしばらくして戻って来ることもあるでしょうし、新しいコウモリがやって来ることもあります。
そのための対策としては以下のものがあります。
自分の発する超音波で、コウモリは自分の現在位地を確認しているようです。
そのため、超音波を発生させる装置から妨害の超音波を発生します。
コウモリの超音波を軒下にテグスを張って妨害すれば、コウモリは自分がどこにいるのかがわからなくなります。
忌避剤には、メントールなどコウモリが嫌がる成分を含むジェルタイプのものもあります。
こういったジェル対応の忌避剤を軒下に吊るしたりしておくと有効です。
コウモリは、軒下付近の通風口や換気口などの1センチメートルほどのわずかなすき間でも入ってきます。
大きなすき間はコウモリ防止ネットや金網、金属の板などでふさぎ、小さなすき間にはすき間テープやパテを貼って、コウモリの侵入口を封鎖してしましょう。
しかし、コウモリを寄り付かせないための作業は、高い所で、はしごを使って作業するので大変危険です。
作業を自分1人で行うのは大変危険ですので、専門の業者にまかせる方が安心でしょう。
軒下のコウモリの被害が大きい場合は個人による対策は困難で、糞による感染症などのリスクもあるので、専門の害獣駆除業者に相談することをおすすめします。
専門の害獣駆除業者なら経験も知識も豊富なので、コウモリの糞の後始末も適切に行ってもらえます。
また、一般の人には入手できない業務用の薬剤を使用しますので、間違いがありません。
さらに、自分で駆除しようとした場合、どの駆除剤を購入しなければなりませんし、どの薬剤がいいのか迷ってしまいがちですが、業者ならそういった手間を省くことができます。
おまけに、アフターサービスも充実しており、作業後も定期点検やコウモリの被害が再発した場合、無償駆除なども可能です。
いくつかの業者から見積もりをとって比較検討して、最適な業者を選定しましょう。
808シティ株式会社 代表取締役社長
足立雅也
大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。
東京・神奈川・埼玉を中心とした関東圏から、
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