お役立ちコラム

2022/10/30

弱点を突く最強の撃退法と効果的な予防方法!

カラスは、ゴミ漁りや糞害、騒音などさまざまなトラブルを引き起こす害鳥として知られています。

しかし「光に弱い」などの弱点を突くことで、カラスを効果的に撃退できます。
カラスによる糞害や生ゴミ漁りによる被害に悩まされている方も、弱点を把握して対策を取りましょう。

この記事では、カラスの弱点(カラスが苦手なものや天敵)や効果的な撃退法、効果的な予防方法について分かりやすく解説します。

弱点を突く最強の撃退法と効果的な予防方法!

カラスの弱点

カラスを効果的に撃退するには、カラスの弱点を知ることが重要です。
カラスの弱点は、「苦手なもの」と「天敵」に大きく分かれます。
ひとつずつ見ていきましょう。

カラスが苦手なもの

カラスは視覚が非常に優れています。
ところが、「目がよい」という長所が同時に短所にもなっています。
カラスは目がよすぎるために、かえって強い光を苦手としているのです。
そのため、強い光を出すライトや光を反射するもの(CD)がカラス対策に有効です。

カラスの天敵

カラスには何種類かの天敵が存在します。
ここでは、カラスの主な天敵をご紹介します。

➀オオタカ

カラスの代表的な天敵は「オオタカ」です。
オオタカは鋭いツメやクチバシを持ち、驚異的なスピードで滑空し獲物を捕えます。
オオタカにとって、カラスは格好の獲物となります。

➁フクロウ

「フクロウ」もカラスの天敵として知られています。
カラスは昼行性であるため、夜になり周りが見えにくくなると、夜行性のフクロウに捕食されてしまう場合があります。

➂トンビ

トンビもカラスの天敵です。
ただし、トンビはカラスを捕食することはありません。
雑食性であるトンビはカラスとエサ場が重なるため、ぶつかることが多いのです。
トンビはカラスより体が大きいため、カラスがエサ争いで勝つことは難しいです。

カラスの弱点を突く最強の撃退法

カラスを撃退するには、カラスの弱点を突くのが効果的です。
ここでは、最強のカラス撃退法をご紹介します。

強力な光を浴びせる

カラスは強い光を苦手としているため、強力な光を浴びせることで撃退できます。
例えば、LEDライトやレーザーポインターを使うのが有効です。

ただし、レーザーポインターが発するレーザー光線が人の目に入ると大変危険です。
レーザー光線が人の目に入ると、視力低下の原因となり、最悪の場合は失明する危険があります。
レーザーポインターの取り扱いには十分注意してください。

また、光を反射するCDを吊り下げておくのも効果的です。
しかし、カラスがCDに慣れてくると再び近付いてくるため、LEDライトなどと組み合わせて活用するとよいでしょう。

超音波などカラスが嫌がる音を出す

カラスが嫌がる音を出すという撃退法もあります。
カラスが嫌がる音を出すには、次のような方法があります。

超音波発生装置を使う

「超音波発生装置」とは、カラスが嫌う周波数の音を発生させる装置です。
超音波は人間の耳ではキャッチできないため、近所迷惑になる心配はありません。
フラッシュライトが付いている製品を使うと、音と光でカラスを効果的に撃退できます。

爆音機を使う

爆音を発生させる「爆音機」を使うという方法もあります。
爆音を鳴らすことでカラスを撃退できますが、住宅地で使用すると近所迷惑になるおそれがあります。
爆音機は田畑など周辺の迷惑にならない場所で使用してください。

目玉模様の絵を設置する

カラスを含む鳥は目玉模様を苦手としています。
そのため、風が吹く場所に目玉模様を描いた風船を設置しておくと、カラスを追い払うことができます。
カラスが目玉風船に慣れると再び戻ってきてしまうため、風船の位置を時々変えるなどカラスを慣れさせない工夫をするとよいでしょう。

カラス被害を防ぐ効果的な予防方法

カラス対策では、被害を未然に防ぐ工夫も重要です。
次のような方法でカラス被害を効果的に予防しましょう。

カラスよけネットを設置する

ゴミ置き場所にカラスよけネットを設置することで、カラスがゴミを荒らすのを防ぐことができます。
カラスよけネットの代わりにゴミボックスなどを使用するのもよいでしょう。
カラスがゴミに触れられない状態を作っておけば、カラスによる被害を未然に防ぐことができます。
カラスが「ここのゴミは荒らせない」と学習すれば、同じ場所には二度と近付いてこないでしょう。

生ゴミを認識させないようにする

カラスは視覚が非常に優れていますが、嗅覚はあまり発達していません。
そのため、生ゴミが見えない状態にしておけば、カラスが生ゴミを荒らすのを防止できます。
例えば、生ゴミを新聞紙に包んだ状態でゴミ袋に入れると、嗅覚が鈍いカラスは生ゴミを認識できません。

まとめ

以上、カラスの弱点を突く効果的な撃退法や予防方法をご紹介しました。

カラスの最大の弱点は「目」にあります。
カラスは非常に目がよいために、強い光に弱いのです。
そのため、強力な光を発するライトなどを使用すれば、効果的に撃退できます。

また、視覚に比べて嗅覚はそれほど発達していないため、エサとなる生ゴミを見えなくしておけば、生ゴミ荒しを未然に防ぐことが可能です。
カラスの弱点を踏まえて、効果的な対策を行なってくださいね。

もし自分では手に負えない場合は、経験豊富なプロの業者にカラス対策を依頼しましょう。

「808シティ株式会社」は、東京・神奈川・埼玉で害虫駆除・鳥獣対策を行なっております。
安心安全な施工方法・柔軟な料金設定・豊富な経験に基づいた高い技術で、お客様にご満足いただけるサービスを提供いたします。
害獣被害でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

害獣駆除は808シティにお任せください

808シティ株式会社 代表取締役社長

足立雅也

大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。

関連記事

  • 小さいアリの種類!実はこんなに多様だった小さいアリの種類!実はこんなに多様だった 庭や公園、さらには家の中でも見かけることのある「小さいアリ」。 しかし、じっくり観察してみると、種類によって色や動き、巣の作り方まで違うことに気づくかもしれません。 実は、私たちの身近にはさまざまな種類のアリが生息しているのです。 本記事では、そんな「小さいアリ」 […]
  • トコジラミは殺虫剤を使わずに駆除できる?薬剤の安全性や特徴を解説トコジラミは殺虫剤を使わずに駆除できる?薬剤の安全性や特徴を解説 トコジラミに血を吸われると、強烈な痒みに襲われます。 トコジラミの被害に遭ったり、痕跡を見つけたりしたときは早急に対処する必要がありますが、駆除の際に気になるのが殺虫剤の安全性です。 今回は、トコジラミを駆除するために殺虫剤以外の方法があるのかを解説します。 また、殺 […]
  • ムクドリの被害を防ぐ!天敵はいる?効果的な駆除方法を徹底解説ムクドリの被害を防ぐ!天敵はいる?効果的な駆除方法を徹底解説 ムクドリの群れが住宅地や商業施設周辺に集まることで、騒音や糞害といった被害が増加しています。 特に都市部では、その影響が深刻化しており、効果的な対策が求められています。 本記事では、ムクドリによる被害の原因を解説するとともに、自然の力を利用した駆除方法についても紹介 […]
  • コウモリが住宅に入ると何が困る?コウモリの天敵や弱点は?わかりやすく解説します!コウモリが住宅に入ると何が困る?コウモリの天敵や弱点は?わかりやすく解説します! テレビやアニメの世界でおなじみのコウモリ。 私たちの生活とあまり関わりがないと思うかもしれませんが、住宅に侵入するケースもあり、厄介な存在になることがあります。 コウモリが侵入したらどうすればよいのでしょうか。 本記事ではコウモリがどんな生き物なのか、コウモリが家 […]
  • 黒い羽アリはシロアリ!?見分け方と注意点を解説黒い羽アリはシロアリ!?見分け方と注意点を解説 家のまわりで黒くて小さな羽アリを見かけて、「もしかしてシロアリ…?」と不安になったことはありませんか? 実は、シロアリと黒い羽アリ(クロアリの羽アリ)は見た目がよく似ており、間違いやすい害虫です。 しかし、放っておくと住まいに深刻な被害をもたらす可能性があるため、正しく […]
  • ムカデとヤスデの違いとは!?見分け方と対策方法を解説ムカデとヤスデの違いとは!?見分け方と対策方法を解説 ムカデとヤスデは、見た目が似ているため混同されがちですが、実際には異なる生態や特徴を持つ生き物です。 ムカデは肉食性で毒を持つため、咬まれると危険なことがありますが、ヤスデは主に腐食性で毒を持たないため、直接的な危険はありません。 しかし、どちらも住宅に侵入すると不快感 […]
東京・神奈川・埼玉を中心とした害虫駆除・鳥獣対策は808シティにお任せください

area対応エリア

東京・神奈川・埼玉を中心とした関東圏から、
大阪を中心とした関西圏など、広域にわたって対応しております。
どの地域の方も、まずはご相談ください。

関東圏
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、静岡、山梨

関西圏
広島、岡山、兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、三重、和歌山

九州圏
福岡、佐賀、大分、長崎

現地調査・無料見積のご依頼・ご相談

tel.03-6417-1153受付時間 9:00-18:00
pagetop