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ハクビシンとは、白い鼻筋が特徴のタヌキに似たネコ科の動物です。山林の木の上で生活しており、沖縄をのぞくほぼ全国にいることが確認されています。体長は約50〜70cmほどで、胴体と同じくらい長い尻尾が特徴です。
果物を好んで食べる動物ですが、昆虫やネズミなどの小動物を食べて生活しています。ハクビシンは夜行性の動物で、日中は家の軒下や天井裏で身を潜めています。
最近では、郊外だけではなく都心部でも、ハクビシンによる被害が増えています。ハクビシンが住宅の屋根裏に侵入すると、ハクビシンの糞尿によって天井にシミができるため注意が必要です。
また、天井裏で夜間に行動し始めるため、ハクビシンの足音が騒音となり、不眠症を引き起こす方も少なくありません。
ハクビシンの侵入を防ぐためには、ハクビシンの嫌がる音を利用しましょう。ここからは、ハクビシンの嫌がる音について解説します。
ハクビシンは警戒心が強いため、大きな音を嫌がる傾向にあります。爆竹の破裂音を聞くと、驚いてその場を離れようとします。特に、普段聞きなれていない掃除機などの機械的な音を嫌がります。
聴覚が発達しているハクビシンは、人の耳には届かない超音波も聞き取ることが可能です。一般的に人間は20Hz〜20kHzの音を聞き取れます。
ハクビシン撃退グッズとして販売される超音波の周波数は13Hz〜28kHzほどです。人間の耳には届きませんがハクビシンには聞こえるため、不快感を覚え、超音波発生装置から離れていきます。
ハクビシンが嫌がる音以外でも、ハクビシンの撃退は可能です。ここからは、ハクビシンの撃退方法を紹介します。
手軽にハクビシンを駆除したい場合は、燻煙剤を使用しましょう。燻煙剤は低価格で手軽に試せるだけではなく、屋根裏などの室内でも使用可能です。
しかし、燻煙剤は散布から一定期間を過ぎると効果がなくなります。また、燻煙剤を頻繁に利用するとハクビシンがニオイに慣れてしまう可能性があり、再び侵入されると別の方法で撃退しなければなりません。
ハクビシンは、天敵となるアライグマやイノシシなどのニオイや、唐辛子やニンニクなどの刺激的なニオイを嫌がります。ニンニクや唐辛子を潰し、穴の空いたペットボトルに入れて置いておきましょう。
夜行性のハクビシンは、強い光や点滅が苦手です。動物の侵入を感知して強い光で点滅を繰り返すライトを設置することで、ハクビシンを撃退できます。
しかし、ハクビシンの侵入経路にライトを設置しなければ、撃退効果が得られません。また、強い光で点滅を繰り返すため、近隣に迷惑がかかる可能性があります。
ここからは、ハクビシンの侵入を防ぐ方法を解説します。
ハクビシンの侵入を防ぐためには、侵入経路を断つことが重要です。ハクビシンは、床下にある隙間や通気口、重なる屋根同士の隙間からも侵入します。
ハクビシンは10cmほどの隙間があれば侵入できるため、丈夫な金属やパテなどを利用して徹底的に隙間を埋めましょう。
ハクビシンは、果物や野菜などの食べ物が豊富にある場所を好みます。エサのある場所に巣をつくる習性があるため、気が付けばハクビシンが住みついていたというケースも少なくありません。
ジュースの空き缶、廃棄した果物や野菜を室外に放置してはいけません。廃棄した果物や野菜はこまめに処分するか、蓋つきのゴミ箱に入れて置きましょう。また、畑で収穫した農作物を外に放置すると、ハクビシンのエサになるため注意しなければなりません。
雑草が生い茂っている場所もハクビシンの隠れ場所となるため、定期的に掃除してください。落ち葉や枯れた枝も定期的に掃除して、清潔な環境をキープしましょう。
ハクビシンの嫌がる音について、詳しく解説しました。
ハクビシンは爆竹のような大きな音や、人間には聞こえない周波数の超音波を嫌がる傾向にあります。
ハクビシンが住宅の天井に住みつくと、糞尿による被害や騒音被害を引き起こす可能性があるため、正しい方法で撃退しましょう。
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