お役立ちコラム

2022/05/26

コウモリを自分で駆除するためのポイントを徹底解説!

コウモリを駆除するには、業者に依頼する方法と自分で駆除を行う方法があります。

「少しでも早くコウモリを駆除したい」
「できるだけ費用をかけずにコウモリを駆除したい」

上記のような考えから、コウモリを自分で駆除する方法を探している方もいらっしゃることでしょう。

しかし自分でコウモリ駆除したいと思っているものの、効果的な駆除方法が分からず、困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、この記事では、コウモリの生態・コウモリ駆除の最適な時期・自分でコウモリを駆除する方法・自分でコウモリを駆除する場合の注意点について分かりやすく解説します。

コウモリを自分で駆除するためのポイントを徹底解説!

コウモリの生態

自分でコウモリを駆除するには、まずはコウモリの生態を知ることが大切です。
家に住み着くコウモリは「アブラコウモリ」という種類です。

アブラコウモリは体長が5cm前後で、体の色は黒褐色・こげ茶色・灰褐色などです。
市街地や平野部を生息地域としており、夜行性であるため夕方から活動を始めます。
昆虫・果物・野菜などをエサとしており、人家の屋根裏や軒下など日の当たらない場所を好んで棲み処とします。

アブラコウモリは大人しい性格をしているため、積極的に人にかみつくことはありません。
しかし、家に住み着くと、悪臭・騒音・家の損壊・病原菌の蔓延などの被害を引き起こす恐れがあるため、速やかに駆除しなければなりません。

コウモリ駆除の最適な時期とは?

コウモリ駆除は、いつ行っても良いというものではなく、駆除を行うのに適した時期があります。
具体的には、春(4月~6月)か秋(9月~10月)が最適です。

では、どうして夏や冬はダメなのでしょうか?
以下がその理由です。

・夏は出産期に当たるため、まだ飛ぶことができない赤ちゃんコウモリを傷つけてしまう恐れがある。
・冬は冬眠しているため、追い出すことが難しい。

コウモリを傷つけたり捕獲したりすると法律違反になるため、駆除する際には傷つけないようにしなければなりません。
しかし、コウモリの活動に制限がある夏や冬に無理に駆除しようとすると、どうしても傷つけてしまう危険があります。
そのため、コウモリが自由に活動できる春か秋に駆除を行う必要があるのです。

自分でコウモリを駆除する方法

コウモリを傷つけることは法律で禁止されているため、コウモリの駆除では「追い出す」という方法を取ることになります。

用意するもの

・忌避剤
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル
・ホウキ
・ちりとり
・ビニール袋
・雑巾
・殺菌剤(消毒スプレー・アルコールなど)
・侵入口を塞ぐ道具(金網・ネット・シーリング材など)

追い出し作業は、次のような手順で進めます。

①コウモリが住み着いている場所を特定する

コウモリの棲み処を特定するには、糞がヒントになります。
5mmほどの大きさの黒っぽいかたまりがたくさん落ちていたら、近くに棲み処がある可能性があります。

➁コウモリを追い出す

コウモリを棲み処から追い出すには、忌避剤を使用します。
スプレータイプなら棲み処に目がけて噴射し、ジェルタイプや錠剤なら棲み処に設置し、コウモリが逃げ出すのを待ちましょう。

スプレータイプの忌避剤の効果は3~6時間ほどと短いため、遅くとも半日以内に侵入口を塞がないと、コウモリが再び戻ってくる可能性があります。
追い出しと清掃を別の日にするなど十分な時間をかけて駆除作業を行いたい場合は、ジェルタイプを使いましょう。

➂清掃を行う

コウモリの追い出しが完了したら、清掃を行います。
特に、コウモリの糞は人体に悪影響を及ぼす危険があるため、しっかりと除去しなければなりません。
散らばっている糞を集めてビニール袋に入れ、袋の口をしっかりと閉じます。
糞があった場所に対しては、消毒スプレーなどを使って除菌を行ってください。

④コウモリの侵入経路を塞ぐ

最後に、コウモリの侵入経路を塞ぐ作業を行います。
コウモリは1~2cmほどの隙間があれば、家屋に侵入できます。
金網・ネット・シーリング材を使用して、わずかな隙間も残さないようにしてください。

自分でコウモリを駆除する場合の注意点

最後に、自分でコウモリを駆除する場合の注意点をご紹介します。

➀コウモリを傷つけない

人に対して被害を及ぼすこともあるコウモリですが、実は「鳥獣保護管理法」という法律で保護の対象になっています。
この法律により、コウモリを傷つけたり捕獲したりすることが禁じられています。
駆除を行う際には、くれぐれも傷つけたり捕獲したりしないようにしてください。

➁極力早めに駆除を行う

コウモリは、人間に害を及ぼす虫を捕食してくれる益獣としての側面があります。
しかし、家に住み着いてしまうと話は別です。
家に住み着いたコウモリをそのままにしておくと、騒音や衛生上の問題を引き起こす可能性があります。
駆除できるタイミングが限られているため、もしコウモリが住み着いた場合は極力早めに駆除を行うことが大切です。

まとめ

以上、自分でコウモリを駆除する方法について解説しました。

コウモリには害虫を捕食する益獣としての側面もありますが、家に住み着くと、騒音などさまざまな問題を引き起こします。
もしコウモリが住み着いた場合は、傷つけないように注意しながら速やかに駆除するようにしてくださいね。
自分で駆除するのが困難な場合は、害獣駆除の知識と技術を持つ業者に駆除を依頼しましょう。

コウモリ由来の感染症リスクや傷つけてしまう法的リスクなどもあるため、駆除業者の技術レベルや安心感は重要です。

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808シティ株式会社 代表取締役社長

足立雅也

大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。

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