お役立ちコラム

2022/06/27

血を吸う虫とは?家の内外での対策を紹介!

「血を吸う虫」というと、多くの方は蚊を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実は蚊以外にもさまざまな血を吸う虫が存在していることをご存じでしょうか?

虫に血を吸われるだけでも嫌なものですが、虫の中には感染症を引き起こす危険度の高い虫もいるため、肌の露出が増える季節には万全の対策が必要になります。
対策を効果的なものにするには、まずは血を吸う虫とそれぞれの特徴を知ることが大切です。

この記事では、血を吸う虫と血を吸う虫への対策を分かりやすく解説します。

血を吸う虫とは?家の内外での対策を紹介!

血を吸う虫の種類

「血を吸う虫」とひと口にいっても、危険度の低いものから高いものまで、さまざまな種類が存在します。
ここでは、血を吸う虫の代表的な種類とその特徴・生態について解説していきます。

「蚊」は、温かい季節になると遭遇する機会が増える虫です。
蚊の主食は花の蜜や草の汁ですが、ほとんどの蚊のメスは、産卵などのために人間の血液から栄養分を吸収します。
蚊が人を刺した際に、蚊の唾液に対するアレルギー反応が起こり、ぷっくりと腫れてしまうことが多いです。

ダニ【危険な場合あり】

「ダニ」は、人間の生活圏内に数多く生息しています。
ダニやダニの死骸は人間のアレルギー反応を引き起こす可能性があり、中には血を吸う種類のダニも存在します。
日本に生息するダニとしては、「イエダニ」「ミナミツメダニ」などが代表的なものといえるでしょう。

ダニの中でも特に危険度が高いのが「マダニ」です。
マダニは口を人間の体内に埋め込むようにして吸血するため、いったん吸血が始まると、マダニを体から引き離すのは困難です。
無理に体から引き離そうとすると、口が体内に残ってしまうおそれがあるため、かまれた際にはすみやかに病院で取り除いてもらいましょう。
また、マダニが持つ毒は非常に強力であるほか、かまれると病原体を媒介して感染症を引き起こす危険があるため要注意です。

ブヨ【危険な場合あり】

「ブヨ」はハエの仲間で、蚊と同じくメスのみが吸血を行います。
地域によって呼び方が異なり、「ブユ」「ブト」などとも呼ばれます。
体質によって刺された部分が大きく腫れ上がり、なかなか腫れが引かないことも。
ブヨが持つ毒は非常に強く、多く血を吸われると感染症を引き起こす危険があります。
もしブヨにたくさん刺された場合は、病院で診てもらい適切な処置を受けてください。

ノミ

「ノミ」は、動物の体に寄生して血を吸う虫です。
ノミは通常は野外の草むらなどに生息していますが、ペットの散歩などの際にノミがペットの体に取り付くと、家に持ち帰ってしまうおそれがあります。
ノミが家の中で繁殖すると、人間にまで被害を及ぼす場合があるため注意が必要です。

アブ

「アブ」はハエの仲間で、血を吸うタイプの虫です。
アブは蚊と同じく針で刺して吸血を行いますが、蚊とは異なり刺された時にチクっとした痛みを生じます。
アブに刺された場合、毒素によって肌にアレルギー反応が起こり、傷口が化膿するおそれがあるため気を付けてください。

シラミ

「シラミ」は、動物の血液や体液を栄養源とする寄生虫で、繁殖力が強いのが特徴です。
分類学上、頭髪に寄生する「アタマジラミ」と衣類に寄生する「コロモジラミ」に分かれますが、見た目で区別するのは難しいです。
吸血されると、患部に激しいかゆみを引き起こします。
幼稚園・保育園・小学校などでアタマジラミが集団発生して問題になることもあります。

血を吸う虫への対策

血を吸う虫は深刻な被害を引き起こす場合があるため、万全な対策が必要です。
ここでは、血を吸う虫への対策について「家の中」と「家の外」に分けてご紹介します。

家の中での対策

蚊・ダニ・ノミなど人間の生活圏内に生息している虫は、強い繁殖力を持っている場合が多いのが特徴です。
特にダニの場合は、家に住み着かれてしまうと自力での完全駆除は非常に難しいと言わざるを得ません。
しかし、こまめな掃除やダニ対策アイテムを適切に使用することで、ダニが住みにくい環境を作ることは十分可能です。

外から侵入してくる虫に対しては、「虫の侵入口になる可能性がある隙間に隙間テープを貼る」「蚊取り線香や室内用虫よけスプレーを使う」といった方法が効果的です。

家の外での対策

外で人の血を吸う虫は、山の中や草むらに生息していることが多いです。
吸血虫は肌から直接血を吸うため、野外に出かける際には肌の露出が少ない服装を心掛けてください。
また、虫よけスプレーをあらかじめ体に吹きかけておくのも効果的です。
帰宅した際には、家の中に虫を持ち込まないように、服に虫が付いていないかをしっかり確認しましょう。

まとめ

以上、血を吸う虫の種類や対策方法について解説いたしました。

日本に生息する血を吸う虫の中には、蚊などよく知られた虫以外にも、さまざまな種類が存在します。
血を吸うだけでなく、化膿や感染症を引き起こす場合もあるため、十分な注意が必要です。
もし虫に刺された後に傷が悪化したり、体調を崩したりした場合は、すみやかに医療機関で適切な処置を受けましょう。

家に住み着く吸血虫を自力で駆除することは難しいため、吸血虫の駆除はプロに依頼するのがおすすめです。

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808シティ株式会社 代表取締役社長

足立雅也

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