お役立ちコラム

2025/02/15

屋根裏の動物を追い出す方法 住み着かせない対策も解説

夜中に聞こえる物音や屋根裏での異臭。
それは動物たちが住みついているサインかもしれません。
放置すると家の構造を傷めたり、衛生問題につながることも。

この記事では、屋根裏の動物を追い出し、家を守るための具体的な方法をご紹介します。

屋根裏の動物を追い出す方法 住み着かせない対策も解説

屋根裏での動物の兆候と確認方法

屋根裏に動物が住み着いていると夜間の物音や糞、異臭などの兆候が現れます。
これらの兆候を早期に察知することで、被害を最小限に抑えることができます。

また、糞や羽毛、爪痕、巣の材料などの物理的な証拠を確認することで、具体的にどのような動物が住み着いているかを特定する手がかりとなります。

屋根裏に住み着く動物の種類

屋根裏に住み着く動物には、主にネズミやコウモリ、イタチ、蛇などが挙げられます。
ネズミは物音や異臭、配線をかじる被害が多いです。

コウモリは主に夜行性で、大量の糞を残すことがあります。
イタチは糞のほか、動物の骨や毛を見つけることがあるかもしれません。

一方で蛇は静かに住み着くことが多く、その存在に気づきにくい特徴があります。
これらの動物はそれぞれ異なる方法で屋根裏に侵入するため、それぞれの特性を理解することが重要です。

動物が住みつく原因

屋根裏に動物が住み着く原因として、主に住宅周辺の環境や建物の構造が影響します。
食べ物が豊富であったり、暖かく過ごしやすい環境があると動物たちは屋根裏を理想的な住居として選びます。

また建物に隙間や破損箇所があると、動物たちが容易に侵入できてしまいます。
特に配管の隙間や屋根の破損は、動物たちにとって格好の侵入経路となります。
これらを防ぐためには、日頃からのメンテナンスと環境の見直しが必要です。

動物を追い出すための基本的なステップ

屋根裏から動物を追い出すには、まずどの動物が住み着いているかを確認し、その動物に適した方法を選ぶことが重要です。
屋根裏を徹底的に清掃し、糞や巣を取り除き、微細な隙間を塞ぐことで、再侵入を防ぎます。

さらに、害獣駆除の業者に依頼することで、安全かつ効果的に追い出すことができます。
また、自然を考慮した追い出し方法を選択することで、環境に優しい解決策を実現できます。

動物の種類別追い出し方法

屋根裏に侵入した動物を効果的に追い出すためには、動物の種類別に適切な対策を講じることが必要です。
それぞれの動物は異なる性格や行動習性を持っているため、それに応じた方法が有効です。

以下に一般的な手法を紹介し、問題を迅速に解決するためのポイントを解説します。

ネズミの追い出し方

ネズミを追い出すには、物理的な捕獲や忌避剤の使用が一般的です。
粘着式のトラップを使用するのも一つの方法ですが、その際は子どもやペットが近づかないように注意が必要です。
忌避剤はネズミが嫌がる臭いや成分を含んでおり、屋根裏に置くことでネズミを寄せ付けにくくします。

しかし完全に駆除するためには、餌を目当てに訪れるネズミを確実に捕らえる手段も重要です。
さらに、侵入経路をふさぎ、再度の侵入を防ぐことも大切です。

コウモリを追い出す方法

コウモリを屋根裏から追い出す際は、日没後の活動時間を狙って専用のネットや一方通行型ドアを使用する方法が効果的です。
これにより、コウモリが外に出た後、再び屋根裏に戻れないようにします。

ただし、日本では特定のコウモリは法律で保護されているため、駆除する前に法規を確認し、業者や行政の指導を仰ぐことが重要です。
適切な方法で自然環境への配慮も忘れずに行うことが求められます。

イタチの対策

イタチを屋根裏から追い出すためには、頑丈な構造物で侵入経路をしっかりと塞ぐことが必要です。
また、イタチの嫌がる音や光を利用した忌避装置を設置することで、彼らの居つきを防ぎます。

イタチは執着心が強く、一度見つけた住処に再び戻ろうとするため、完全に追い出した後も定期的な見回りとメンテナンスが欠かせません。
さらに庭に残された食べ残しやゴミを処理し、イタチが寄り付かない環境を整えることも重要です。

蛇対策のポイント

屋根裏に蛇がいる場合、まず業者の介入を検討するのが賢明です。
蛇は危険を伴うこともあるため、専門の駆除業者に依頼して安全に対応することが望ましいです。

また、蛇が寄り付かないようにするためには、屋根裏や家の周囲からネズミなどの餌を排除することが効果的です。
加えて、侵入しにくい物理的なバリアを設けることも有効です。
再度の侵入を防ぐには、その後の環境管理と建物の点検が重要です。

業者の活用とその費用

動物駆除業者を活用することで、専門知識を持ったプロが安全かつ迅速に問題を解決してくれます。
費用は動物の種類、被害の程度、作業の難易度によって異なりますが、平均して数万円から十数万円程度が一般的です。

見積もりを取った上で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
駆除後は再侵入を防ぐためのアフターケアとしてのアドバイスやサポートを受けることも可能で、長期的な安心を得ることができます。

まとめ

屋根裏に動物が住みつくと、騒音や悪臭だけでなく、建物の損傷や健康被害につながる可能性があります。
動物の種類ごとに適切な対策を講じ、早めに追い出すことが大切です。

また、動物が再び侵入しないよう、屋根や壁の隙間を塞ぎ、食べ物を放置しないなどの予防策を講じることが重要です。
状況によっては業者に依頼し、安全かつ確実に駆除を行いましょう。

本記事を参考に、屋根裏の動物対策をしっかりと行い、快適な住環境を守ってください。

害獣駆除は808シティにお任せください

808シティ株式会社 代表取締役社長

足立雅也

大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。

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