お役立ちコラム

2021/06/18

新型コロナウイルスの消毒方法。プロがやっている感染症対策とは

新型コロナウイルスの予防のために、日ごろから除菌消毒を徹底されている方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、プロの消毒業者がどのように消毒しているのかを紹介していきます。ご自身で消毒する際や、業者探しの参考にしてみてください。

プロの業者が新型コロナウイルスの消毒で使用する薬剤

まずは、業者が使用する主な消毒液を紹介します。

消毒用エタノール

新型コロナウイルスのようなエンベロープ(脂質膜)をもつウイルスに対して、エタノールは不活性化させる信頼度が高いため消毒用エタノールを使用します。
消毒用エタノールは様々な素材に使用できる使いやすい消毒液です。
さらに素早くウイルスを不活性化させる効果があるため、消毒作業中に技術員がリスクの高い部分に触れてしまっても、すぐに消毒することで、自分への感染リスクを回避することが期待できます。
消毒用エタノールがウイルスを素早く不活性化させることができるというのは、もちろん消費者側のメリットでもあります。
いつからオフィスや店舗に入れるかというのを、よくお客様に質問されますが換気をすればすぐに施設の利用が可能になります。

消毒用エタノールを使用する際の注意点

エタノールは使いやすくメリットが感じられる消毒液ですが、注意点もあります。
エタノールはアルコールの一種で、引火性があるので火気厳禁です。例えば、ガス湯沸かし器の種火や、灰皿のたばこの火種は要注意です。
人体に対しては、目、鼻、のどへの粘膜に刺激性があるので、消毒作業時にゴーグル型の保護メガネやマスクは必需品です。必ず換気も取り入れながら作業をしましょう。
一部、ゴムや粘着性のある素材には、一部変色や変形することがあるので、事前に目立たない部分で試したり、汚れても問題ない服装で作業したりするなどの配慮が必要です。

次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸水

次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸水は酸化作用があるため、ウイルスを破壊する効果を期待できます。一方で酸化、変色作用で下地や素材を傷めてしまう可能性もあるので、清拭(せいしき)消毒の後に水拭きする手間がかかってしまいます。

次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸水を使用する際の注意点

消毒効果が期待できる有効塩素濃度80ppm以上の次亜塩素酸ナトリウム・次亜塩素酸水は、肌や粘膜にダメージを与える可能性があります。必ず手袋などを着用し、直接触れないように注意しましょう。また吸うと人体にも影響があるため、マスクの着用や換気を徹底して扱う必要があります。
次亜塩素酸水は紫外線や熱に弱いので、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。

新型コロナウイルスの不活性化のしくみ

新型コロナウイルスは球型のウイルスで、エンベロープと呼ばれる油分の膜で覆われています。
エンベロープに70w/w%(重さでの割合)前後濃度のエタノールが触れると、20秒以内でその膜が壊れ、RNAと呼ばれる遺伝子情報が漏出し、感染力がなくなります。ウイルスは生物ではないという見方がありますので、死滅と言わずに不活性化と表現します。

エタノールは濃度が70w/w%(重さでの割合)または、77v/v%(体積での割合)のときに、最も効率よく油分を溶かす性質があります。濃度が80w/w%(85v/v%)より高い場合、その性質上において油分を溶かす効率は低下してしまうので、濃度が高ければ高い効果が得られるというわけではありません。また、室温が高いとすぐにエタノールが蒸発してしまうこともあります。十分な効果を得るためにはエタノールで濡れている時間を20秒程度確保できるように、ゆっくりとした動作で清拭(せいしき)します。
一方、エタノール濃度が50w/w%(58v/v%)でもウイルスの不活性化は可能ですが、1分間の接触が必要と報告があります。温暖な室内では1分以内にエタノールが蒸発することもありますので、かなりゆっくりとした動作で濡れた状態を維持する作業になります。作業時間が過剰にかかってしまいますので、実用的ではありません。

 

   

業者が行う新型コロナウイルスの消毒方法

清拭方法

コロナウイルスの消毒には清拭(せいしき)という方法を行います。
ご参考までに、当社の清拭方法をご紹介します。

  1. 容量5Lのバケツにワイパーと言われる使い捨ての不織布(ふしょくふ)を入れ、エタノールに浸して十分に染み込ませます。
  2. 不織布を軽く絞ってから消毒する部分に当てて、20秒間程度濡れた状態になるように、ムラなく塗りつぶすようにゆっくりとした動作で塗り広げます。
    往復させて拭き上げようとすると、不織布が丸まってしまいますので、自然と一方方向に動かしながらの消毒になります。
  3.  不織布が乾いたらハンディタイプのトリガースプレーで、不織布にエタノールを噴き付けて、再度湿らせて続きを消毒します。
    個人差はありますが、ウイルスや汚れが不織布の表面に堆積しますので、再度湿らせるよりも、できるだけ頻繁に新しいものに交換するようにしています。

不織布の代わりに雑巾を使用する場合は、新品か清潔なものを用います。
5Lの大きさのバケツにエタノールを500~1000mL入れて、何か物をひとつ、あるいは一部分清拭するたびに雑巾を浸しましょう。軽くすすぎ洗いをするようにして、表面に付着したウイルスや汚れを落とします。
すすぎ洗いをしたら適度に絞ってから雑巾を広げ、消毒する部分にムラなく塗り広げます。この時、円を描くような拭き上げ方法ではなく、基本は一方方向に動かして、ムラなくゆっくり塗りつぶすようにします。

薬剤の噴射だけでは効果は期待できない?

ときどきテレビで噴霧器やハンディスプレーで薬剤を噴き付けるだけの消毒をされている場面を見かけます。
弊社では薬剤の噴射だけでは十分な消毒効果が得られない場合があるのではないかと考えています。
消毒処理面を拡大して見てみると、消毒液が小さな粒となって密に付着しています。一見、消毒ができているように見えるかもしれませんが、粒と粒との間にウイルスは残ってしまいます。
新型コロナウイルスは0.1マイクロメートルの大きさですので、人の目では小さな隙間でも、ウイルス目線では無傷で残るに十分な隙間です。ですから、床や地面が雫でびちゃびちゃになる程度、沢山噴き付けて塗りつぶさないと、効果的な消毒は期待できません。

  

右側が噴き付け処理面                     イメージ  青:消毒液  赤:ウイルス

空間噴霧をされる業者もあるようですが、WHOや厚生労働省の見解では、効果が不十分なうえ、人の健康上のリスクもあることから推奨していません。
プロが消毒等で使用する噴霧器では、噴霧される霧の粒の大きさは、5マイクロメートル以上の大きさになるように設計されています。5マイクロメートルよりも小さい粒子の場合、人が誤って吸い込んでしまうと、肺から肺胞、肺胞から血管に取り込まれてしまいます。たちまち中毒を起こしてしまいます。

空間噴霧時の霧の粒の大きさは5~100マイクロメートル程度です。そんな小さな粒ですから、室温の影響を受けやすく、含まれているエタノールはすぐに蒸発してしまいます。霧状に白く浮遊して見えるのは、消毒液というよりも水です。蒸発したエタノールではウイルスの不活性化はできませんし、むしろ引火しやすくなりますので危険です。エアロゾル化して空気中を浮遊しているウイルスには、換気が有効です。

新型コロナウイルスの消毒は業者に頼むのがおすすめ

新型コロナウイルスの除菌消毒に使用する薬剤は、ドラックストアやインターネットなどで気軽に手に入れることができ、ご自身で消毒作業を行うことも可能です。ただ、上記で紹介したように消毒で使用する薬剤は扱いに注意が必要です。
業者は薬剤の扱いに慣れているため安全に除菌消毒ができます。またご家庭では手に入らない専門の器具をしようして消毒作業を行うので、ご自身で行うよりも効果的に除菌消毒を行うことができます。

特に、下記のようなケースでは業者に消毒除菌を依頼することをおすすめします。

  •  同居者が新型コロナウイルスに感染された・感染の疑いがでた場合
  •  ご自宅の来訪者に、感染者または感染の疑いがでた場合
  •  新型コロナウイルス感染の予防として、徹底した消毒を行いたい場合

新型コロナウイルスの消毒を依頼できる業者の種類

新型コロナウイルスの除菌消毒は、ハウスクリーニングや掃除代行などの業者や、特殊清掃業者、また害虫駆除業者などで依頼することができます。
害虫駆除の業者はあらゆる害虫・鳥獣に対応するために様々な薬剤や噴射機、道具を取り揃えています。
808シティでは害虫駆除で培ったノウハウを活かし、新型コロナウイルスやその他の感染症のウイルスの除菌消毒業務をおこなっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。ご自身で消毒される場合や、業者選びの参考になったでしょうか。
808シティの除菌消毒サービスはご自宅やオフィス、飲食店、車内、学校など様々な場所に対応しています。お客様に安心していただけるよう安全で、丁寧な消毒を心掛けています。コロナウイルスの除菌消毒については、808シティへお問い合わせください。

→808シティの消毒の施工実績はこちら

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