お役立ちコラム

2021/12/25

ゴキブリ退治のためにネズミを放置することは危険!その理由を解説

「ネズミがいる家にはゴキブリは出ない」と、よく耳にします。
ネズミが家にいるのが嫌だなと思いながらも、「ゴキブリがいないならまあ良し」としている方も多いでしょう。でも実は、ゴキブリよりもネズミの被害の方が何倍も酷いということをご存じでしょうか?ゴキブリ退治をこのまま任せてしまっていては、経済的にも衛生的にも大きな被害を受ける可能性があります。

この記事では、ネズミとゴキブリの関係性や、ネズミを放置することで起こりうる被害をご紹介します。

ゴキブリ退治のためにネズミを放置することは危険!その理由を解説

ネズミはゴキブリを食べるのか?

ネズミは雑食なので、ゴキブリも食べます。ネズミは動きが素早くとても強い前歯を持っているので、ゴキブリも敵わない相手です。「ネズミがいる家にはゴキブリが出ない」という言葉通りですね。反対に、以前はゴキブリがよく発生していたのに見かけなくなり、何かの足音が聞こえる場合は、それはネズミの仕業かもしれません。

ネズミとゴキブリどっちが汚い?

ネズミとゴキブリ、どちらの方が汚いのでしょうか?
答えはネズミです!

以下、ネズミとゴキブリの違いについてご紹介します。

ネズミ

ネズミは下水道を通っているため、油汚れを始めとする汚れが付着しています。また、あらゆる病原菌や寄生虫を保持している可能性が高いため、大変不潔です。

ゴキブリ

ゴキブリはごみや死骸なども食べてしまいますが、意外ときれい好きなのです。実はゴキブリは、体をなめてきれいに保つ他、体から殺菌作用のある物質を出すなど、とてもきれい好きな習性を持っています。ゴキブリが嫌いな方にとっては嬉しくない情報かもしれませんが、ネズミよりもゴキブリの方が圧倒的に清潔であることが分かります。

ネズミを放置することにより起こりうる被害

ゴキブリが嫌いな方は、ネズミがゴキブリを食べてくれるなら、ネズミを放置したくなるかもしれません。しかし先ほども述べた通り、ネズミはとても不衛生ですしトラブルメーカーなので、ゴキブリ退治のために放置することはおすすめできません。ネズミを放置することによって起こりうる、その他の被害についても詳しくご説明します。

経済的被害

ネズミがもたらす経済的被害は、どのようなものがあるでしょうか。ネズミは1週間で3mm伸び続ける強い前歯を研ぐために、家具や家の柱、中には金属やコンクリートまで簡単に噛むことができます。噛み続けられると「繕費用が莫大になる」「漏電する」「建物が老朽化する」という最悪な被害をもたらします。

衛生的被害

衛生面ではどうでしょうか。ネズミを放置しておくと、ネズミの体にたくさんいるダニやノミなどの寄生虫に、人間やペットが噛まれる危険があります。また、毎日大量に排泄されるネズミの糞尿には、サルモネラ菌が含まれており、それが原因で食中毒を引き起こす可能性もあります。
他にも、ネズミに噛まれて「鼠咬症(感染症)」という病気になることも。鼠咬症は死に至る場合もある怖い病気ですので、噛まれた場合はすぐに消毒して病院へ行かれることをおすすめします。ネズミが家に侵入していると分かったら、ネズミにかじられたり食べられたりしているものは処分して、ネズミの排泄物を見つけたら適切に処理するようにして、病気にならないように気を付けましょう。

精神的被害

ネズミが家に住み着くと、夜行性のため夜に家の中をドタドタ走り回ります。そうなると騒音で夜眠れなくなったり、家が荒らされないか不安になったりしてしまい、参ってしまう方が多いです。精神的に疲れてしまう前に、ネズミを駆除するか家から追い出すようにしましょう。

ネズミやゴキブリがいなくなるための対策方法

そもそも、ネズミやゴキブリを寄せ付けない家にすることが大事です。そのためには、以下の6つの対策法がおすすめです。

  1. 野菜や食べ物を見える場所に置かない
  2. 作った料理は容器に入れてふたをする
  3. 生ゴミはふた付きのゴミ箱に入れる
  4. 台所を清潔に保つ
  5. ネズミの巣作りに使えそうな紙くず、布切れなどを放置せず整理整頓する
  6. 家の中の侵入経路になりそうな穴を塞ぐ

ネズミやゴキブリは、食べ物が手に入りやすい場所を好むという共通点があります。きっちり対策を行って、ネズミもゴキブリも寄せ付けない環境に整えましょう。

まとめ

ネズミとゴキブリの違いや、ゴキブリ退治のためにネズミを放っておいてはいけないことについて、ご紹介しました。
ゴキブリがネズミよりも、はるかにきれい好きなのは驚きでしたね。ゴキブリ退治のためにネズミを放っておくと、衛生上も悪く、ゴキブリよりもネズミの方が私たちにとって深刻なダメージを受けます。ゴキブリやネズミを家に寄せ付けないために、日ごろから食品の管理をきっちり行い、室内を清潔に保って整理整頓を行いましょう。

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