お役立ちコラム

2021/06/22

トコジラミに刺されたらどうなる?対処法や予防法を解説!

みなさんはトコジラミに刺された経験はありますか?刺されると強烈なかゆみや湿疹・悪臭など、結構大変な状況になります。
トコジラミは日本全国に生息しており、誰でもトコジラミに刺される危険性はあります。
この記事では、トコジラミに刺された場合の対処法などについて徹底解説します。トコジラミでお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね!

トコジラミとは?

「トコジラミ」とは吸血性の寄生昆虫のことで、別名を「南京虫」と言います。
「シラミ」という名前が付けられていますが、実はシラミ目ではなくカメムシ目トコジラミ科に分類されます。
トコジラミ科の全ての昆虫は吸血性で、その多くは鳥類やコウモリ類に寄生しますが、トコジラミと近縁のタイワントコジラミのみが人を吸血対象とします。

トコジラミの種類

トコジラミには、「トコジラミ」と「タイワントコジラミ(ネッタイトコジラミ)」がいます。
両者は生態・習性・体の大きさ・体の色などはほぼ同じですが、前胸の形などに多少の違いがあります。

トコジラミの生態

トコジラミは世界の温帯地域を生息場所としていて、日本だと北海道から九州までの幅広い地域に生息しています。
トコジラミの成虫は体長が5mmから7mmほどで肉眼で見ることもできます。
栄養源を血液に頼っているほか、雌は1日に5~6個ほどの卵を産むので非常に繁殖力が強いのが特徴です。
トコジラミは暗い場所を好み光を嫌うので、通常は壁の割れ目などに潜んでいることが多いです。

他の害虫との見分け方

トコジラミと、ダニなどの他の害虫を見分けるには、「体のどこを刺されたか」がポイントになります。
トコジラミでは肌の露出した部分に被害が見られるのに対し、ダニの場合は服の中など肌が露出していない部分(脇の下など)に被害が見られるのが特徴です。

トコジラミ被害の他の特徴としては

  • 刺された箇所に赤い斑点ができる
  • 就寝中に刺されることが多い
  • 夏に被害が増える(夏場はトコジラミを誘因する汗が多く出て、肌の露出が増えるから)

などが挙げられます。

トコジラミに刺されたらどうなる?

トコジラミに刺されたら一体どうなるのでしょうか?主な症状についてご紹介します。

強烈なかゆみが出る

トコジラミに刺されると、強烈なかゆみが出ます。
時には眠ることができないほどのかゆみになります。
これほどのかゆみが出るのは、トコジラミが吸血する際に分泌する唾液に対して体がアレルギー反応を起こすからだと言われています。

湿疹ができる

トコジラミに刺されると湿疹ができるのも症状の一つです。
刺された箇所に赤い斑点状の湿疹(1円玉ほどの大きさ)ができて、それが全身に及びます。
湿疹が全身に広がってしまうので、トコジラミが体を移動しながら何度も吸血するからです。

悪臭がする

トコジラミに刺されると悪臭がします。
これはトコジラミが吸血すると同時に糞を輩出することが原因です。

トコジラミに刺された場合の対処法

トコジラミに刺された場合は、とにかく「かかないこと」が基本です。
刺された箇所に強烈なかゆみが出るのでついかきたくなってしまいますが、かくと化膿してしまったり、傷跡が残ったりしてしまいます。
トコジラミに刺された場合は市販薬を使用するか、皮膚科を受診してかゆみ止めの薬を処方してもらいましょう。
アレルギー性のかゆみを和らげるには抗ヒスタミン剤が効果があるほか、ステロイド系の軟膏は炎症を抑えてくれます。

トコジラミに刺されないための予防策5選

トコジラミに刺されないための5つの予防策をご紹介します。

部屋の隙間をチェック

トコジラミは暗い場所を好むので、部屋の隙間を重点的にチェックしましょう。
床・壁・タンス・クローゼット・ベッドなどの隙間にトコジラミが潜んでいるかどうかを確認します。

明かりをつけて寝る

トコジラミは光を嫌うので、部屋の明かりをつけたままアイマスクをつけて寝るのもおすすめです。
明かりがついていてもトコジラミが飢餓状態だと刺しにくるので100%被害を防げるわけではないですが、明かりを消して寝るよりは格段に刺される確率が下がります。

専用駆除剤を使用

トコジラミ専用の駆除剤を使用して駆除するのも有効な方法です。
1家に1本は駆除剤を常備しておくとよいでしょう。

外から持ち帰らないよう気を付ける

室内をチェックするだけでなく、外出先からトコジラミを持ち帰らないように気を付けるのも大切です。
帰宅前と帰宅後に手荷物等にトコジラミが潜んでいないかを確認します。

害虫駆除業者に依頼する

自分で対処するのが難しい場合は害虫駆除業者に依頼しましょう。
害虫駆除のプロに頼めば確実にトコジラミを駆除してくれます。

まとめ

以上、トコジラミに刺された場合の対処法や予防策などについてご紹介しました。
トコジラミの被害を防ぐには、トコジラミの生態をよく知った上で万全の対策を行なうことが大切です。
万が一刺された場合も、この記事でご紹介したポイントを踏まえて慌てずに対処しましょう。
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