お役立ちコラム

2021/11/30

ネズミは自然にいなくなる?ならない?放置の危険と対策法

ネズミが家に住みついた場合、自然にいなくなることはあるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、ネズミが自然にいなくなることはほとんどありません。また、ネズミを放置していると、実はいろんな危険と隣り合わせになっていることはご存じでしょうか。

この記事では、ネズミがなぜ住みついてしまう理由や、ネズミの被害で困った時の対処法をご紹介します。大きな被害が起きる前に確認しておきましょう。

ネズミは自然にいなくなる?ならない?放置の危険と対策法を解説

ネズミを放っておくと危険

ネズミが家に侵入しているのかもしれないけれど、放置し置いても自然にいなくなるのでは、と目を背けたくなる気持ちは分かります。
しかし、実際は自然にいなくなることはありません。ネズミの侵入を許すことによって、人間にとっても良くない衛生環境になったり、家自体が甚大な被害を受けたりして、多額の費用がかかってしまうこともあるのです。ネズミを放置しておくと、どのように危険なのかを説明します。

健康被害

まずネズミを放置することによって、人間の身体や精神的にどのように良くない影響があるのでしょうか。

ネズミが侵入してきて家で出くわしてしまったら、警戒心の強いネズミは嚙みついて攻撃してくる場合があります。ネズミは病原菌を持っているため、嚙まれたら「鼠咬症」と呼ばれる、悪寒や発熱・関節痛などが生じる動物由来の感染症にかかってしまう可能性があります。それだけではなく、場合によっては肺炎や意識障害・食中毒などの重体になることもある怖い病気です。

ネズミを放っておくと家の中や屋根裏を走り回ってその音に悩まされ心労にもなりますし、特にネズミは夜行性のため夜に騒音がすると眠れなくなってしまっては精神的に参ってしまいますね。

衛生被害

ネズミを放置するとどのように衛生面での被害があるでしょうか。

先ほども触れましたが、ネズミの身体にはあらゆる病原菌や、皮膚に寄生しているダニやノミなどがたくさんいます。そのようなネズミが家の中を走り回ると、私たちの生活用品や食品にその寄生虫や菌がついてしまい不衛生な環境になりますし、人間やペットに様々な病気をもたらす可能性が高いので注意が必要です。また、ネズミはよく食べ排泄物の量も多く、その排泄物にも食中毒を引き起こすサルモネラ菌やペスト菌・死に至る場合もある病原菌が含まれていたり、尿の臭いもかなりキツかったりするため家の中が悪臭だらけになる場合もあります。
ネズミを放っておくと、衛生被害も結果的に人間に悪い影響を及ぼしてしまう物ばかりであることが分かります。

経済的被害

ネズミを放置しておくとどのような経済的被害があるでしょうか。

ネズミの歯は伸び続けるので何かを噛んだりかじったりして自分で歯を削る必要があります。そうすると、エサを食べたりするだけでなく、家の柱や家具などいろいろな物をかじってしまって家財がダメになってしまったり、時には配管や配線をかじってしまって火事や停電になってしまったり可能性もあり、とても危険かつ修理に莫大な費用がかかる場合があります。

ネズミが自然にいなくなることはない

結論から申し上げますと何もしなければネズミは自然にいなくなることはなく、むしろネズミを放置しておくと人間の健康面や衛生面、経済的にも甚大な被害をもたらします。ネズミを追い出したり駆除するための方法を用いたり、ネズミが侵入してこないように侵入経路を徹底的に塞いだり、家の中にネズミのエサとなるような物を見える所に置かないようにしたりして、対策する必要があります。

ネズミの駆除方法

ネズミが自然に来なくなる、または駆除するために自分でできる対策方法をご紹介します。

忌避剤

忌避剤にはネズミの嫌いな臭いが含まれているため、設置したりスプレーしたりしてネズミを追い出すことができます。

粘着シート

ネズミが粘着シートの上で動けなくなり、捕獲しそのまま処分できる便利グッズです。ネズミの侵入口あたりに粘着シートを敷いて、ネズミが掛かるのを待ちます。
捕獲しても素手で触らないようにし、手袋やマスクをつけて処分しましょう。

ネズミの習性を知っておこう

ネズミの習性を知ると、よりネズミを放置するのは危険であることが分かります。

・ネズミはとても高い知能を持っており学習能力が高く、罠にかかりにくかったり同じ対策には慣れてしまったりすることがある
・人間や外敵に見つからないように隠れて行動できる
・繁殖力が強いので、家の中でも巣作りをして群れを作ってしまう
・1.5センチぐらいの穴であれば侵入でき、強い歯で入り口をかじって大きくすることもできる

ネズミは私たちの見えない場所でいろいろ被害を大きくしてしまう可能性がありますね。

ネズミの種類

住宅に侵入してくる一般的なネズミは3種類です。

【ドブネズミ】

・体長は約18~28センチでネズミの中では大きめ
・荒くて獰猛
・湿った場所を好み泳ぎが得意
・殺鼠剤が効く

【クマネズミ】

・体長は14~24センチ
・警戒心が強く臆病
・天井など乾燥した高い場所を好む
・家の中に巣を作る
・殺鼠剤に強いスーパーラットという種類がいる
・寄生虫が多い

【ハツカネズミ】

・体長は6~9センチ
・小さいので身軽
・好奇心旺盛なので罠にかかりやすい
・狭い場所を好む

ネズミの種類によって好む場所や、効き目のある対策が違うことが分かります。

まとめ

ネズミを自然に放置しておくのはとても危険であることがお分かり頂けたでしょうか。ネズミが侵入してしまった場合は物理的な対策を取って、ネズミが来なくなるようにすることはできます。でも自分でできる方法だけでは、被害を見落としてしまったりネズミに効かなかったりします。

そのような時はすぐにネズミ駆除のプロフェッショナルに相談しましょう。
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