「屋根裏から音が聞こえる」「何かが動いている気配が…」、その正体はネズミかもしれません。
ネズミは繁殖力が高いため、駆除しないとすぐに大量のネズミの住処にされてしまいます。
「ネズミくらい…」と思うかもしれませんが、放置しておくと柱や板をかじられたり、糞で汚くなったり、ダニが繁殖したりと被害は拡大してしまいます。
配線をかじられて、火事の原因になる可能性もありますね。
今回は屋根裏からネズミの音が聞こえたときの対処方法を解説していきます。
目次
屋根裏から音が聞こえたら、ラットサインがないかチェックを行いましょう。ラットサインとはネズミの痕跡のこと。ネズミがかじった跡や糞、足跡などです。
ラットサインのチェックは、ネズミの行動範囲を調べるための重要な手掛かりになります。もしもラットサインが全く見つからない場合は、別の生き物の可能性があります。
また、ネズミの糞は4mmから20mmと小さなサイズ。5cm以上であれば、ハクビシンやアライグマかもしれません。
そうなると駆除は非常に難しいため、専門業者に相談するしかありません。
それでは、屋根裏のネズミを退治する方法を紹介していきたいと思いますが、ネズミの退治を始める前にやるべきことがあります。
ネズミを退治するには、ネズミがどこから家に入ってきているのかを見つける必要があります。
どこかにネズミの出入り口がなくてはネズミが家にいるはずがありませんよね。ネズミの出入りしやすいのは、通気口や壁の穴です。
築年数が経っている家であれば、思わぬところに穴が空いていることもあります。
ネズミの侵入口には、必ずかじった跡や糞などのラットサインがあります。ラットサインが見つかったら、その部分を中心に対策をしていきます。石灰をおいて、ネズミの足跡を見つけるのも有効です。では、具体的にどのような対策をしていけば良いのでしょうか。
バルサンは燻煙材なので、部屋の隅々まで効果を発揮します。
屋根裏のネズミも一気に追い出すことが出来ます。ただし、バルサンは即効性で強い効果を示す反面、持続性はほとんどありません。
バルサンでネズミを追い出しても、煙が消えて危険がないことが分かると、ネズミは戻ってきてしまいます。
バルサンでネズミを追い出したら、ネズミの出入り口を完全に塞いでしまいましょう。
ネズミの出入り口付近に隙間なく、粘着シートを設置します。
外から入ってくるネズミ、中から出るネズミを捕獲します。
ただし、ネズミは警戒心が強い生き物なので、目立たないように設置するのがコツです。
人間が黒板を引っかいた音を嫌うように、ネズミにも嫌いな音があります。
ネズミが嫌う周波数の超音波を発生させて、ネズミが寄り付かないようにします。
ネズミは警戒心が強い生き物なので、いつもと違う嫌な音が発生すると、その場から逃げてしまいます。ただし、ネズミは音に慣れ、危険がないと分かると戻ってきてしまうので、適度に周波数を変えるなど、対策が必要になります。
殺鼠剤はネズミを完全に殺鼠してしまう薬です。メリットは、バルサンや超音波のように一度追い払っても戻ってきてしまう恐れがないこと。
デメリットは、死骸の後始末が必要なことです。
殺鼠剤を使うコツは、最初はネズミの警戒心を解くために普通の餌をおくことです。普通の餌をネズミが食べ、警戒心がなくなったら、殺鼠剤に切り替えます。
殺鼠剤がなくなったら、ネズミが死んでいるはずなので、死骸の後始末を忘れないようにしましょう。
ネズミを退治するための方法を紹介しましたが、もっと簡単に出来ることもあります。
・線香を焚く
ネズミは線香の臭いが苦手。線香を焚くことにより、ネズミが近寄らなくなります。
私たち人間も、嫌な臭いがする場所にはいたくないですよね。
屋外であれば、より効果の強い獣よけ線香がおすすめです。
強い刺激があるので、室内で使用することは出来ませんが、効果は期待できます。
・トウガラシを使用する
ネズミはトウガラシが嫌いです。
トウガラシに含まれるカプサイシンという成分が、害虫・害獣対策として効果があります。
植物を利用した方法として好まれています。
・防犯用ライトでネズミを追い払う
ネズミは明るい場所を嫌います。
だからと言っても屋根裏にライトを点けて常に明るくしても、ネズミはすぐに慣れてしまいます。
そこでおすすめなのが防犯用ライトです。
防犯用ライトはセンサーが内蔵されていて、誰かが通ったときだけ照明が点灯します。
ネズミがライトの付近を通ると、パッと明るくなり、ネズミが驚いて逃げてしまう仕組みです。
防犯ライトはネズミを感知しやすい低い位置に設置し、ネズミを追い払う効果が高くなるようより光の強いものを選びましょう。
ネズミ退治を自分で行うことは、コストを低く抑えられるというメリットがある反面、かなり大変な作業です。
普段使用しない屋根裏でネズミの痕跡を探すのも一苦労ですし、死骸の後始末も大変です。
また、せっかく対策をしても、効果がなかったり、ネズミがすぐに戻ってきたりしてしまうこともあります。
長年住むことを想定した家であれば、専門業者にお願いし、しっかいとした対策を行うことをおすすめします。
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