外が暗くなると、コウモリが飛び回っているのを見かけることがあります。
コウモリは昔から縁起のよい生き物とされていて、実際に害虫を駆除してくれたりもします。
しかし、コウモリが家に住み着くと糞尿などによる悪臭被害の原因になるため駆除が必要です。
虫ならともかく、コウモリにどう対処してよいか分からないという方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、コウモリが住み着く家の特徴・コウモリの駆除方法・家にコウモリを寄せ付けない方法・業者に駆除を依頼する場合の費用相場について分かりやすく解説します。
目次
コウモリが住み着く家の特徴とは、端的に言うと「古い家」です。
築年数が長く老朽化している家には隙間が多いため、コウモリが侵入しやすくなっています。
コウモリは、1cmほどの隙間があれば、簡単に建物の中に侵入することができるのです。
日本の家屋に住み着く主なコウモリは、「アブラコウモリ」です。
アブラコウモリは体長が5cmほどですが、体が非常に柔らかいため、1cmほどの隙間があれば、簡単に家に入り込むことができます。
コウモリはイタチなどと同様に、殺したり捕獲したりすることが「鳥獣保護法」という法律で禁止されています。
そのため、家に住み着くコウモリの駆除作業では、「駆除=追い出すこと」と理解してください。
コウモリはさまざまな細菌や寄生虫を持っているため、直接触れるのはNGです。
ライト・燻煙剤・忌避スプレーなどを使用して追い出しましょう。
コウモリは夜行性で光を苦手としているため、ライトを当てつつ窓の方に誘導すれば、屋外に追い出すことが可能です。
強い光があれば申し分ないですが、懐中電灯の光でも十分効果があります。
強い光を出すライトや懐中電灯が手元にない場合は、携帯電話に搭載されている懐中電灯アプリでもある程度の効果が見込めるでしょう。
また、コウモリを追い出す「時期」にも注意が必要です。
冬眠中の冬場(11月~3月)や、まだ飛べない子供がいる子育て中の夏場(7月~8月)は避けましょう。
追い出すのに最適なのは、冬眠から目覚めて活動している春(4月~6月)や子供が巣立つ秋(9月~10月)の時期です。
追い出しが完了したら、家の隙間などの侵入経路をしっかりと塞ぎ、再び侵入できないようにしてください。
駆除するのは中々大変であるため、コウモリが住み着くのを未然に防止することが大切です。
ここでは、コウモリが家に住み着くのを防ぐ方法をご紹介します。
コウモリは昆虫類をエサとしています。
そのため、昆虫類が多い場所は、コウモリを寄せ付けやすい傾向があります。
コウモリを家に住み着かせないようにするには、家の中にいる虫をできるだけ減らすことが大切です。
ゴキブリなどの害虫は駆除しておきましょう。
また、昆虫を寄せ付けるゴミ箱や水槽がある場合は、置き場所を変えたり、フタをしたりするなどの対処が必要です。
コウモリは光を苦手としているため、ライトや光を反射するものを設置するのが効果的です。
CDなど光を反射してキラキラ光るものを軒下などに吊るしておくと、電気代がかからないコウモリ侵入防止策になります。
忌避剤を使うのもおすすめです。
コウモリが嫌がる匂いが出る忌避剤を、コウモリが侵入しそうな場所に設置しておくと、侵入防止効果が見込めます。
自分でコウモリを駆除できない場合は、プロに依頼しましょう。
駆除にかかる費用相場は、1か所あたり1万円〜3万円ほどです。
ただし、駆除が必要な箇所の数や作業内容、どの業者に依頼するかによって費用が変わります。
コウモリ駆除では、次の作業を行います。
・コウモリの排除
・屋根裏などについているコウモリの糞の清掃
・消毒
・コウモリの侵入経路の遮断
業者によっては、一定の基本作業以外はオプションとして追加していく形態の場合があります。
以上、コウモリが住み着く家の特徴や侵入対策について解説いたしました。
コウモリが家に住み着くのは嫌なことですが、コウモリは鳥獣保護法で守られているため、殺傷するという方法で駆除することはできません。
しかし、「光を嫌う」などのコウモリの習性を知り、適切な対策をとれば、傷つけることなく家から追い払うことは十分可能です。
もし、自分で追い払うことが難しい場合は、信頼できる業者に依頼し駆除してもらいましょう。
もし害虫や害獣でお悩みの方がいらっしゃいましたら、「808シティ株式会社」にぜひご相談ください。
弊社は、東京・神奈川・埼玉で害虫駆除・鳥獣対策を行っております。
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808シティ株式会社 代表取締役社長
足立雅也
大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。
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