お役立ちコラム

2022/09/23

コバエがどこからくるか分からない!発生源の見つけ方とは?

いつの間にか部屋に発生している「コバエ」。
コバエが一体どこからやってくるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
彼らは非常に小さいため、ちょっとしたすき間があればどこからでも侵入してきます。
また、腐食物を好むため、生ごみや食べ残しなどを放置すると発生源になってしまいます。

効果的な対策を行うには、侵入経路や発生源を知ることが重要です。
この記事では、コバエがどこからくるのか・効果的な対策について分かりやすく解説します。

コバエがどこからくるか分からない!発生源の見つけ方とは?

コバエはどこからくる?

小さなハエにはいくつかの種類があり、それらの全体が「コバエ」と呼ばれます。
では、彼らは一体どこからくるのでしょうか?
ここでは、4種類のコバエの発生源について解説します。

ショウジョウバエ

「ショウジョウバエ」は体長が2mmほどで、全体的に丸みを帯びた体をしており、目が赤いのが特徴です。
生ごみに発生するため、三角コーナーなどがあるキッチンでよく見かけます。
発酵食品にたかることが多く、腐った果物・アルコール・酢なども好みます。

ノミバエ

「ノミバエ」は体長が2mmほどで、長い後ろ足と丸まった背中が特徴です。
非常に素早く、ノミによく似ているためノミバエと呼ばれています。
キッチンやごみ箱の周辺で発生することが多いほか、非常に小さなすき間からでも室内に侵入できるため要注意です。
また、生ごみや腐った動植物を好み、肉類に潜り込んで卵を産み付けることもあります。

キノコバエ

「キノコバエ」は体長が2~4mmほどで、体色は黒みを帯びた灰色です。
コバエの中では比較的細長い体型をしています。
腐った植物や観葉植物の土に生えるキノコなどを主なエサとしており、観葉植物の腐葉土に卵を産み付けるため、観葉植物のあるリビングなどで見かけることが多いです。

また、日当たりが悪く湿気が多い場所に植木鉢を置いていると、野外でも発生します。

チョウバエ

「チョウバエ」は、体長が1~5mmほどと、他の種類のコバエに比べて体が大きいのが特徴です。
体の表面を覆う毛によって蝶に見えるため、チョウバエと呼ばれています。
体色は灰色や黒で、大きな羽を持っています

チョウバエの多くの種は湿地帯や池沼などに生息していますが、一部の種は人家の風呂場や排水口周り・下水管などに溜まっているヘドロを養分として発生します。

効果的なコバエ対策

コバエの発生や侵入を防ぐには次の4つの方法が効果的です。
ひとつずつ見ていきましょう。

生ごみを処分する

コバエは生ごみを好みます。
そのため、生ごみを放置していると、臭いを感知したコバエが近寄ってきます。
三角コーナーなどに溜まった生ごみは、フタ付きのごみ箱に入れるか、ごみ袋に入れて密閉しましょう。

ごみ出しの日まで密閉状態にしていれば、コバエの発生を防止できます。
袋は臭いが漏れないタイプのものを使用し、生ごみを袋に入れる前にはしっかりと水切りを行います。

食べ残し・飲み残しを放置しない

食べ残し・飲み残しは格好のエサになるため、放置しているとコバエを呼び寄せてしまいます。
また、ショウジョウバエのようにアルコールを好むコバエもいるため、ビールなど酒類の空き缶は水ですすいだ上で捨ててください。

水回りを清掃する

コバエは水にも寄ってくるため、水回りをしっかり清掃することが大切です。
キッチン・風呂場・トイレなどをしっかり清掃しましょう。
特に排水口にヘドロが溜まるとコバエの発生原因になるため、念入りに清掃してください。

侵入口になるすき間を減らす

コバエは小さなすき間があれば、家の中に侵入してきます。
侵入を防ぐには、侵入口になる可能性がある小さなすき間を減らすことが重要です。
窓やドアのすき間にテープを貼ったり、網目の細かい網戸に交換したりして侵入を防ぎましょう。

また、換気扇や換気口に網を取り付けるのも効果的です。

まとめ

以上、コバエがどこからくるのかについて解説しました。

コバエは生ごみ・食べ残し・水などを好むため、日頃から小まめに清掃を行い清潔な環境を保つことが大切です。
観葉植物の土に卵を産み付けるコバエに対しては、定期的な土の交換が対策になるでしょう。

また、コバエは小さなすき間があればどこからでも侵入してくるため、できる限り家のすき間を減らしてください。
窓やドアのすき間にテープを貼ったり、目の細かい網戸に交換したりするのがおすすめです。
万全の対策を行って、コバエの発生を防いでくださいね。

もし自分ではコバエが手に負えない場合は、経験豊富な業者に駆除を依頼しましょう。

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足立雅也

大手害虫駆除業者で様々な害虫駆除を体得し、その技術を競う全国大会で優勝実績を持つ。
現場で作業にとどまらず、関連する協会や学会の役員を務めるなど、業界活動にも意欲的で、数々の講義・講演を行っている。

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